ディクテーション学習 参考資料2

2002年3月から7月初めまでの 朝日出版社の雑誌 『パワーアップリスニング』において、VOA SPECIAL ENGLISH を使ったディクテーション学習のモニターをしていただきました。以下はその分析結果です。パワーアップリスニングで行われたモニター参加者のやり取りなどは、弊社BBSで過去ログがご覧いただけます。左フレームのメニューの一番下の『POWER-UP LISTENING』 読者用をお選びください。

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ディクテーションの頻度と正解率の上昇角度

参加者のディクテーションの結果をグラフで表示してみましょう。頻度と正解率の上昇の角度が分かるように、時期は全員同じにしてあります。点が多いほうが頻度が高い人です。頻度 (間隔を開けないこと) に比例して正解率の上昇角度が鋭くなるのが分かるかと思います。これは、ひとつには頻度が増えるにしたがって耳が慣れることが挙げられます。また、ディクテーションの題材にニュースが使われていて、同じ内容のニュースが何日か続くことが多いということも要因のひとつです。

Voice of America の Special English では、使用する基本単語を決めていて、それをホームページでも紹介しています。その単語の使用率はほぼ 80% になります。残りの 20% はニュースの内容によっていろいろな単語が使われます。基本単語は 1,500 語くらいで、私たちが中学や高校1年くらいまでに学習する単語ばかりですから、聞き取って理解しやすいのですが、残りの 20% は、何万もの単語の中から使われるために、私たちには理解できないことが多いのです。

しかし、何日か続けて聞くと、同じ単語が繰り返し使われることがあり、聞き取りやすくなってくるのです。この単語が 「積み重ね」 として蓄積されていき、学習者の 「基本単語」 となっていきます。
こうしたことから、頻度を上げてディクテーションすると正解率が上がり、結果として実力が付いていくというわけです。

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