failure to communicate ― VOA English @ the Movies

Cool Hand Luke暴力脱獄

 アメリカ映画で使われた重要表現を学習しましょう。今週の表現は、1967年公開の Cool Hand Luke暴力脱獄』で使われた failure to communicate です。

 What we’ve got here is failure to communicate. は、アメリカでは非常に有名なセリフです。いろいろなメディアでこのセリフが引用されたりしています。
 2005年には、AFIAmerican Film Institute=アメリカ映画協会)が、名セリフベスト100の中の第11位に選出しています。

 助演のジョージ・ケネディがいい味を出していましたね。彼は、この映画で助演男優賞を獲っています。

 動画は、ここにあります。
https://learningenglish.voanews.com/a/5602539.html

字幕の表現を見ていきましょう。

Welcome to English @ the Movies – American Classics where we teach you American English heard at the movies.
「『映画の英語 ― アメリカの名作』にようこそ。ここでは、映画に使われたアメリカ英語について学習します」

Luke Jackson is the main character in the 1967 movie “Cool Hand Luke.”
「ルーク・ジャクソン」は、1967年の映画『暴力脱獄』の主人公です」

He carries out a small crime and is sentenced to a prison in Florida.
「彼は微罪でフロリダの刑務所に送られます」
 carry out は「~を実行する、成し遂げる」という意味のイディオムです。
 sentence には「判決を下す」という意味があることを覚えておきましょう。sentence to のあとには量刑が続きます。sentence to 10 years in prison と言うと、「10年の服役の判決を下す」となります。

The detainees there are forced to do hard labor.
「そこでの受刑者たちは重労働を強いられます」
 detainee は detain に「される人」を表す接尾語の –ee が付いた形。detain は「拘束する、留置する」という他動詞で、detainee は「留置される人」つまり「受刑者」となります。
 be forced to do は「無理矢理~をさせられる」という表現です。

Luke has a strong, free spirit and gains respect from other prisoners.
「ルークは強い自由な精神を持ち、ほかの囚人たちからの尊敬を集めます」
 prisoner は、上の detainee と同じ意味です。

The guards do not share that respect.
「看守たちには、そんな尊敬は共有できません」
 「シェアする」という日本語は最近よく使われますね。ほぼ同じ意味合いです。

After an escape attempt, the prison captain seeks to make an example of Luke.
「脱獄を図ったあと、所長はルークを見せしめにしようと考えます」
 example には「見本、模範」という意味のほかにも「罰としての見せしめ」という意味もあります。

Listen for the words, “failure to communicate.”
「failure to communicate というセリフをじっくりと聴いてみましょう」

You’re going to get used to wearing them chains after a while, Luke – for your own good.
「このチェーンをしばらく身に着けていれば慣れるよ。自分のためだ」
 get used to のあとには名詞や動名詞が続きます。look forward to と同じですね。to のあとなので不定詞にしてしまいそうです。注意して覚えておきましょう。
 them chains の用法に注目。やや方言的な使い方で、them を these や those の意味合いで使います。つまり、these chains ということです。

I wish you’d stop being so good to me, Captain.
「所長、そんなによくしていただきたくないですなあ」
 you’d は you would の短縮形です。I wish に続く仮定法の用法です。
 being so good to me は逆説的な使い方です。

Don’t you ever talk that way to me.
「オレに向かってそんな言い方をしようと言うのか」
 that は「そのような」という意味の形容詞です。
 ever は「金輪際」。

What we’ve got here is failure to communicate.
「ここにあるのは、意思の疎通の欠落なんだよ=ここにいるのは言葉が通じないヤツだ」
 What は先行詞を含む関係代名詞。「~であること」です。つまり「ここに我々が持っているのは」ですが、映画では主人公の Luke を指しています。
 failure to communicate は「コミュニケーションの失敗」つまり「意思疎通の欠落」。ここでは「言葉が通じない」という意味で使っています。

Some men you just can’t reach.
「話の分からんヤツもいるってことよ」
 この you は「一般の誰でも」を指して言う表現です。reach は「相手の意味していること」のような意味合いでしょうか。

You must show me respect and do as I say.
「お前は私を尊敬して言うとおりにするんだ」
 as は「~するとおりに、~するように」という意味の接続詞です。

The captain punishes Luke to prove his power but Luke does not surrender.
「所長は自分の力を見せつけるためにルークを懲らしめますが、ルークは降参しません」
 surrender は「降伏する、降参する」です。

 動画の下にセリフが表示されますので、一時停止しながら、音声と確認しながら学習しましょう。

ナラボー・プレスのサイトもぜひ訪れてください。
http://www.nullarbor.co.jp/

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