Houston, we have a problem. ― VOA English @ the Movies

Apollo 13アポロ13

 アメリカ映画で使われた重要表現を学習しましょう。今週の表現は、1995年の映画 Apollo 13アポロ13』で使われた Houston, we have a problem. です。

 このセリフは、1995年の映画 Apollo 13 (邦題は『アポロ13』)で使われたものです。そして、アメリカ映画協会が選んだ名セリフ100の50位にランクされています。
 上のセリフのほかに、successful failure(成功した失敗、栄光の失敗)などの名言を残しました。

 この映画は、1970年に実際に起きたアポロ13号での事故とその後に無事地球に生還した事実に基づいています。
 この映画のモデルとなったアポロ13号は月面着陸をしていません。11号、12号、14号は月面着陸しています。

 余談ですが、私の会社で30年ほど前にアルバイトをした学生は1969年7月20日生まれで、お母さんに「あなたが生まれる時だったので、私は月面着陸の瞬間をテレビで見損ねた」とよく言われたそうです。

 動画は、ここにあります。
https://learningenglish.voanews.com/a/5574361.html

字幕の表現を見ていきましょう。

Welcome to English @ the Movies – American Classics where we teach you American English heard at the movies.
「『映画の英語 ― アメリカの名作』にようこそ。ここでは、映画に使われたアメリカ英語について学習します」

The phrase “Houston, we have a problem” is from the 1995 movie “Apollo 13.”
「Houston, we have a problem というフレーズは、1995年の映画『アポロ13』からのものです」

It is based on the true events of the United States Apollo 13 moon mission.
「それはアメリカのアポロ13号月面着陸計画という実際の出来事に基づいています」

Listen for the words “Houston, we have a problem.”
「Houston, we have a problem というセリフをじっくりと聴いてみましょう」

Give your oxygen tanks a stir.
「酸素タンクを攪拌してくれ」
 oxygen は「酸素」です。ちなみに「水素」は hydrogen です。
 ここでの stir は名詞ですが、stir には「かき混ぜる」という動詞の意味もあります。2つ下の文では動詞として使っています。

What did you do?
「何をやったんだ?」

Nothing, I stirred the tanks.
「何も。僕はタンクを攪拌しただけだけど」

Uh, this is Houston. Uh, say again, please.
「ああ、こちらはヒューストンです。ああ、もう一度言ってください」
 Houston はテキサス州ヒューストンのことですが、ここにNASA 宇宙センターの管制室があることから、Houston と言えば「管制センター」のことになります。

Houston, we have a problem.
「ヒューストン、問題が起こりました」

We’ve got to reset and restart.
「リセットして再起動しなきゃ」
 have go to は have to の代わりによく使われる表現です。

All right, I’m going to SCS.
「分かりました。SCSに行ってきます」
 SCS は stabilization control system「安定化制御装置」のことです。

There is a major problem with no immediate solution.
「すぐには解決できない重大問題があります」

The Apollo team had prepared for all the problems they imagined might happen.
「アポロのチームは起こることが想定できるすべての問題について準備をしていました」
 何かが起きる前に準備をしていたわけですから、過去よりも前のことで had prepared for … のように過去完了形が使われています。
 they imagined は挿入節(文)です。they の前に関係代名詞が省略されています。先行詞は all the problems です。

But this one was not foreseen.
「しかし、このことは予見できませんでした」

With guidance from the control center in Houston, Texas, the mission ended safely.
テキサス州ヒューストンの管制センターからの誘導アドバイスによって、ミッションは安全に決着しました。

And now Americans mostly use the phrase to report a less serious problem in a humorous way.
「そして今、アメリカ人たちはマイナーな問題をユーモラスに伝えるとき、このフレーズをよく使っています。」
 a less serious problem は「そんなに大変ではない問題」ということです。

 動画の下にセリフが表示されますので、一時停止しながら、音声と確認しながら学習しましょう。

ナラボー・プレスのサイトもぜひ訪れてください。
http://www.nullarbor.co.jp/

 

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