カリフォルニアの青い空 ― 21.引っ越すことに

赤井田拓弥がカリフォルニア州 Palm Desert にある College of the Desert に留学していたときに起きた、さまざまな出来事をエッセイ風に書いています。


車も買った。行動範囲が広まった。

アパートをシェアしていたルームメイト日本人は韓国の生まれ育ちの人で、30歳をちょっと超えた人だった。私とはあまり折り合いがよくなかった。

住み始めてすぐに「変だな」と思ったのが、僕がやってもいないことを、ほかの日本人たちに悪く言うことだった。
それを聞いた日本人たちが「拓弥はこんなことをしたのか?」と怪訝そうに訊いてきた。身に覚えがないことばかりだった。そういうことが続いたので、そのアパートを出ることにした。

当時は、彼がなぜそんなことをするのかまったく理解できなかったが、今は、いろいろな情報を得たので、この人の言動が理解できるのである。

ホームステイも考えたが、生活時間に制約がありそうだった(贅沢な考えだが)。夕食をいっしょに食べなければならないとか、ちょっとお手伝いさんのようなことをしなければならないなどのことが、先々苦になってくるだろうと思われた。

アパートにしようと思ったが、1人で1つの部屋を借りるのは高くつく。なので、アパートのルームシェアが望みだった。
また、日本人とのルームシェアだとおそらく日本語ばかりを話すことになってしまい、アメリカまで英語を習得しに来た意味がないと思ったので、アメリカ人かほかの留学生とのシェアを望んだ。

こういった希望を書いた紙を、大学の掲示板 (bulletin board) に貼った。

すると1週間くらいで電話がかかってきた。電話で話すと、私のアパートまで会いに来るという。

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