For here or to go? の本当の意味。

VOA Books

 小学校でも英語の授業が「教科」として始まり、もう1年になります。中学校の英語の授業でもスピーキングに、よりいっそう力を入れ始めています。

 そして、このタイトルの For here or to go? という表現は、どの教科書にも出てきます。アメリカなどでは、ファストフード店で何かを買うと、店員に必ず訊かれる言葉です。店内で食べるのか持ち帰るのかをたずねる文ですね。では、なぜいちいちこう訊くのでしょうか。

 ひとつには、店内で食べる客にはトレーに入れて出しますし、持ち帰る客にはバッグに入れて出す必要があります。もう1つ重要な理由があるのです。

 日本でも軽減税率の適用が始まってもうしらばくなりますが、For here or to go? には、これが関係しているのです。

 アメリカではおそらくどの州でも採用していると思いますが、テイクアウトは食料品扱いですから、税率が低く、店内で食べると高い税率になります。これは日本と同じですね。

 レジ係は、それを区別して処理しなければならないため、For here or to go? と訊かざるを得ないというわけなのです。ただ単に、店内で食べるのか持ち帰るのかを訊いているだけではないのです。

 昔、アメリカのドーナツ店でアルバイトをしたことがあります。客の中には、 To go. と言ったのに店内で食べ始める人もいます。そのときは、その客のところに行って、もらい損ねた分の税金を徴収しなければならないのでした。
 私は見逃してもいいかと思うくらいでしたが、店長に「行ってもらって来い」と言われ、イヤイヤながらもらいに行ったのでした。

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