eye を使ったイディオム

eye には、日本語と同じように「心、正直者」というイメージがある。

hit someone between the eyes「(人)に強烈な印象を与える、…を大いに驚かす、驚嘆させる」
【例】My closest friend’s death really hit me between the eyes.
   親友の死は、本当にショックだった。
 「驚かせる、印象を与える」のほかに、「考えがひらめく」という意味もある。また、the eyes はmy eyes などのように代名詞を使わない。必ず the なので注意。between の前に right を付けることもある。このときの right は強意の副詞。
【類】strike home「衝撃を与える、胸にこたえる、胸を打つ」

turn a blind eye to …「…を見ようとしない、注目しない、…に対して見て見ぬふりをする」
【例】Police have got to stop turning a blind eye to speeding around here.
   警察は、この辺りのスピード違反にはもっと目を向けるべきだ。
 直訳的には「見えない目を向ける」となり、「見ようとしない」という意味になる。意図的に見ようとしないことを表す。
【同】close one’s eyes to …「…を見て見ぬふりをする」
【類】face away「顔をそむける、見ようとしない」

up to one’s eyes「(仕事に)没頭して、窮地に陥って」
【例】I’m up to my eyes in writing cards for my sixtieth birthday.
   60歳誕生会の招待状を書くので、今、僕は手一杯なんだ。
 be 動詞を使い、be up to one’s eyes の形で使われることがほとんど。eyes の代わりに、eyeballs や eyeteeth(糸切り歯)なども使われる。
【同】up to one’s eyeballs「(借金などで)首が回らない、窮地に陥って」
   up to the ears「窮地に陥って、身動きが取れない」

in the public eye「世間で注目されて、広く知られて、公衆の目にさらされて」
【例】I always try to dress like this because I’m in the public eye.
   私は有名だから、いつもこのような装いにするようにしているの。
【反】out of the public eye「世間から忘れ去られて(注目されないで)」

give someone a black eye「…を不利にさせる、…の評判を悪くする、(人に)恥をかかせる」
【例】The article will surely give our company a black eye!
   その記事は確実にわが社を不利にさせることになるぞ!
 black eye は「(殴られてできた)目のまわりの黒いあざ」のこと。ここから、「恥の原因」という意味になり、この熟語ができた。
【類】one’s name is mud「人の評判(名声)が地に落ちる」

keep an eye on …「…を監視する、…を見守る、…を見張っている」
【例】Could you keep an eye on my suitcase while I’m in the ladies’ room?
   私がお手洗いに行っているあいだ、スーツケースを見ていてくださる?
 冠詞の an の部分は my や your のように代名詞にすることもできる。また、on のあとには人を表す語が続くこともある。
【類】watch out「見張る、気をつける」
   look out「気をつける、外を見る」
【注】keep one’s eye in …「…の腕(技術)が落ちないようにする」

the apple of one’s eye「かけがえのない大切な人(もの)」
【例】Your daughter is the apple of your eye, isn’t she?
   お嬢さんは目に入れても痛くないくらいかわいいでしょ?
 apple of one’s eye は、もともと「瞳、瞳孔」という意味。瞳は人にとって非常に重要なものなので、そこから「命にも代えがたいかわいい子」という意味になった。
【類】bundle of joy「赤ちゃん」→ bundle from heaven とも言う。bundle は「小包」のこと。

have an eye for …「…を見る目がある、目が肥えている、判断力がある」
【例】How lovely!  You have an eye for dresses.
   すてきね。あなたって、衣装を見る目があるのね。
 「…のセンスがある」と言うような場合にも使える。「…のセンスがない」と言う場合には have no eye for … のように言う。
【類】have eyes only for …「…にしか目がない」
【注】have one’s eye on …「…に目をつけている、…がほしいと思う」

feast one’s eyes on …「…で目の保養をする、…で目を楽しませる」
【例】Aren’t you buying me the ring?  I don’t just want to feast my eyes on it.
   指輪を買ってくれないの? 目の保養だけじゃいやよ。
 feast は「お祭り、饗宴」が一般的だが、ここでは「もてなす、ごちそうする、楽しませる」という意味の動詞で使われている。人が主語になることに注意。
【注】delight one’s eyes「目の保養になる」⇒「物」が主語になる。

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