身の回り品を表す名詞を使ったイディオム ― glasses、collar、gloves

glasses を使ったイディオム。

through rose-colored glasses 「好意的に、バラ色に、楽観的に、気楽に、夢見がちに」
 ばら色に染めたメガネで物を見ると、何でもばら色に見えるからということ。

You liked that movie? You saw it through rose-colored glasses.
「あの映画がよかったって? 君はずいぶん好意的に見たんだね。」
【類】give … a once-over「…をざっと見る」

collar を使ったイディオム。

hot under the collar 「かんかんに怒って、興奮して、気が動転して」
 下の例文は、レストランの客がマネージャーにウェイトレスのことで怒っている様子。
I’m hot under the collar because your waitress is so impolite.
「君のところのウェイトレスがあまりに失礼だから、怒っているんだよ。」
【類】hit the ceiling「激怒する」
   hit the roof「かんかんに怒る」

gloves を使ったイディオム。

fit someone like a glove 「ぴったり合う、しっかり符合する」
通常は、衣服などが人にぴったり合っていることを言うが、そこから発展して、「話のつじつまが合う」という意味でも使う。下の例文は予定時間ぴったりに講演が終わったということ。
The schedule fit the speaker like a glove.
「講演者の話は予定どおりぴったりだった。」
【類】be made to measure「ぴったり合っている、あつらえ向きだ」

with the gloves off 「本気で、容赦なく」
 ボクシングからきた熟語。グローブを外して打つと痛いしけがすることもあるくらいなので、「本気で、本音で」という意味になった。
Let’s talk about the price cut with the gloves off.
「値下げについて忌憚のないところで話をしましょう。」
【類】The gloves are off.「さあ、論争開始だ」
   take off the gloves「本気で戦う構えを見せる」

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