身の回り品を表す名詞を使ったイディオム ― belt、shoes、boot、socks

belt を使ったイディオム。

hit below the belt 「汚い手を使う、卑劣なやり方で攻撃する」
 ボクシングで、相手の腰より下をねらって打つ「ローブロー」(ルール違反)からきた熟語。
We fought, and you’re firing my son? You’re hitting below the belt.
「僕らがけんかして息子をクビだって? 汚いじゃないか。」
【類】below the belt「卑怯な、不公平な」

tighten one’s belt 「経費を削減する、生活を切り詰める、空腹に耐える」
 生活が苦しくて痩せてきたためにベルトを締め直すということ。
 日本語の「ふんどしを締め直す」とは意味合いが違う。
We should tighten our belts. Business is becoming slow.
「経費を削減すべきだ。経営が苦しくなってきている。」
【同】cut down on …

shoes を使ったイディオム。

another pair of shoes 「まったく別の問題」
 「もう一足の靴」という意味から、「別問題」というニュアンスが感じられるだろう。shoes の代わりに boots も使われる。
What you’re talking about is totally another pair of shoes.
「君が言っていることはまったく別の問題だよ。」
【同】different pair of shoes [boots]

in someone’s shoes 「…の立場になって、…にあやかって」
 他の人の靴をはくという状況を考えてみよう。相手の立場が分かるのではないだろうか。
You’d want a new house, too, if you were in my shoes.
「僕の立場に立ってみたら、君も新しい家がほしくなるよ。」「
【注】fill someone’s shoes「(後継者として)責任を果たす」

boot を使ったイディオム。

get the boot 「クビになる、追い出される」
 「ブーツで蹴り出される」というのが語源。同じ意味の熟語に get the sack がある。こちらは「袋に荷物をまとめて出て行け」という意味合い。
I just got the boot after working here for twenty-four years.
「ここで24年も働いてきて、ぽいって追い出されたんだよ。」
【同】get the ax
   ⇒イギリス用法では ax は axe のようにつづるのがふつう。
   get the sack
【類】give someone the boot「クビにする、追い出す」

socks を使ったイディオム。

pull up one’s socks 「気合いを入れる、気を引き締める」
 pull one’s socks up とも言う。日本語の「ふんどしを締め直す」と同じ。緩んだ靴下を引き上げる情景をイメージしよう。
Pull up your socks if you don’t want to get dropped from the team.
「戦力外通告されたくなかったら、もっと気合を入れるんだ。」

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