use と borrow のニュアンス

 英語で「電話を貸してください」と言うとき、May I borrow your telephone? はダメで、May I use your telephone? と言うように習った人も多いかと思います。

 borrow は、借りて帰ったり、遠くに持って行ったりする場合に使うということでした。そして、電話は、据え付けてあるから持って帰ったりできないからだという理由でした。

 今の世の中だとスマホが主流ですから、電話を借りて部屋の外に持って出て話したりできますから、borrow でもいいのかなと思ったりします。

 『ある愛の詩』で有名な Erich Segal という作家の The Class という小説では、「部屋を使う」の状況に use ではなく borrow を使っています。

 Ted looked at Andrew with relief and suddenly blurted, “Listen, could I borrow your room a couple of afternoons a week?”

 “Nothing, nothing, nothing. Some friends of mine have just been … borrowing the place.”

 男子寮、女子寮にそれぞれ住んでいる学生(ハーバード大学)が、デートのために友だちの部屋を使っているシーンです。

 部屋は持って移動できませんが、use だと、逆に直截的に思えてしまうから borrow にしているのかなと思ったのでした。

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